OPP袋とは

こんにちは。

奈良県でOPP袋を製造している会社でWEBの管理をしている杉本です。

自社のブログからパッケージについて有益な情報を発信しております。

今回は「OPP袋とは」についての情報発信です。

OPP袋と良くききますが、どういったものか一言で表すと、プラスチックフィルムで出来た、透明な袋のことを指します。

プラスチックの原料はPP(ポリプロピレン)で、PE(ポリエチレン)と同様に、ナフサから精製される、汎用素材の一種です。

加工性や安定性に優れた素材のため、PPはPEに次いで様々なモノに使われています。

そのOPP袋ですが、ビニール袋や、PP袋なんていう呼ばれ方もしています。

汎用品の為、価格が安く、大量に作れるため、ダイレクトメール用の透明封筒やホームセンターなどの日用品に使われています。

並んでいる商品を見ると単体での使用が多く、OPP袋は透明な袋と思われがちですが、実は他のプラスチック製包装資材に比べても、印刷適性が高く、人物の写真や、単色の印刷でも、色鮮やかに仕上がります。

食品でも、実はほとんどの商品にOPP袋が使われています。

ガスバリア性(空気を通さない)が良く、OPP袋に入れて(密封が前提)おくと食品の賞味期限が伸びます。他のフィルムと組み合わせて遮光性をあげたりもします。

普段は意識しないと気にしない部分ですが、プラスチックフィルムは私たちの生活を支えている大事な素材です。