OPP袋とは
OPP袋とは
OPP (Oriented Polypropylene)の略称のことで頭文字を取ってOPPと表記されます。
ナフサを原料としたプラスチックの一種で、国内では、PE(ポリエチレン)の次に使用料が多い一般的な素材です。
使用用途
DM用袋や、商品を梱包している包装資材として使われています。
OPP袋自体は透明なので、中身を見せたい時には透明なままで使われていますが、印刷加工を施すことによって、商品の説明や使い方を表示したり、他との違いをアピールする事によって、売り上げに貢献しています。
環境への適応
プラスチックを燃やすと黒い煙が出たり、かなり昔の話ですが、ダイオキシンが話題となり、今でも、燃やすと環境に良くないと考えている方がいますが、単層のポリプロピレンを燃やしても、有毒なガスが発生することはありません。
ポリプロピレンの使用例
射出成型のプラスチック製品でも広く使用されています。
加工が容易く、人体に影響が極めて少ないため、乳児用のお皿などにも使われています。
不織布のマスクにもポリプロピレンが使用されています。