OPP袋の印刷方法とは?
OPP袋の印刷方法とは?
奈良県でOPP袋を製造している会社でWEBの管理をしている杉本です。
自社のブログからパッケージについて有益な情報を発信しております。
今回は「OPP袋の印刷方法」についての情報発信です。
- 現在使用しているOPP袋を目立たせたい。
- 商品のブランド化を考えている
- コストパフォーマンスについて悩んでいる
こういった悩みをお持ちの方に向けて記事を書いています。
早速ですが、OPP袋は透明なプラスチック製のフィルムです。
店頭では単純な透明のOPP袋が使われることはあまりありません。
その理由は簡単です。
少しでも他社の商品との違いを表示するために、印刷加工を施してる物がほとんどだからです。
店頭に並ばないのであれば、無理に印刷加工を施すことは必要ないかもしれませんが、並んでいる状態で常に商品のそばに説明してくれる、販売員がいるわけではないので、手に取った時に、どんな商品で、どんな使い方をして、どんな悩みを解決してくれるのかを、しっかりと表示する必要があります。
OPP袋の印刷といえば
- グラビア印刷
- オフセット印刷
- デジタル印刷
この3種類がありますが、ほとんどをグラビア印刷が主流です。
デジタル印刷はこの数年で出てきた新しい技術で、まだまだ加工できるところや、コストの問題で数量は少ないですが、小ロットの印刷に適した印刷方法となります。
グラビア印刷
OPP袋の印刷はグラビア印刷と呼ばれる凹版印刷が主流です。
グラビア印刷は、スピードが速く、大量に印刷する場合に適した、印刷方法です。
版と呼ばれる、金属の筒に溝を彫って、インクを入れて、印刷していきます。
スピードが速く、一日に何万メートルも印刷できるので、大量に使用される包装資材に向いています。
また、色の発色も良く、人の肌や、写真を印刷する場合にも適した印刷方法です。
その反面、デメリットとしては初回のみですが版代が必要になってくる事。
多色(2色以上)の場合には印刷面がズレないように刷るための技術も必要となります。
一度作った版の文字は小さな事でも変更できません。
なので、もしも表示分にミスがあった場合は、作り直すしか対応策が無く、その分納期にも影響してきます。
新版の作成にはものすごく気を使って、いろいろなところをチェックします。
こういった、印刷加工や、製袋加工の事業社は、自社のみで一貫生産を請け負うよりも、それぞれの工程で、外注されている方が、技術的にもメリットがあります。またあってはいけないことですが、ミスが無いようにそれぞれが責任を持ち独自の経験と知識でチェックしていることから、より深い経験を製品に活かす事が出来ます。
弊社は長年お付き合いのある、印刷会社様、スリット加工業者様、ラミネート加工業者様と直接やり取りや、取引を行っており、一括で引き受ける事が出来ます。
一括にご注文いただく方が余計なトラブルを生み出さず、安心して、製品の到着を待てます。
納期対応などにも気軽にご相談いただければ、出来る限り対応いたしますので、ご興味がございましたら、お問い合わせ欄より、お問い合わせください。