OPPテープ付き穴あき袋はどんな時に使うか

こんにちは。

奈良県でOPP袋を製造している会社でWEBの管理をしている杉本です。

自社のブログからパッケージについて有益な情報を発信しております。

今回は「OPP袋の穴あけ」についての情報発信です。

普段からよく使われているOPP袋ですが、用途に合わせて、実は様々な加工方法があります。

その中でも比較的よく使われる「穴あけ」について

どういった場面で使われるのかですが、2種類の使われ方があります。

空気を逃がす穴として使う

OPP袋に商品を入れて、ポストカードみたいに薄いものは大丈夫ですが、衣類など少し厚みのあるモノの場合、空気が入ってしまい、以外と膨らんでしまいます。

一つなら大して気になりませんが、数十枚数百枚と重ねると結構なボリュームになってしまい、箱詰めの時に少ししか入らなかったり、運送費が余計にかかってしまいます。

それを防ぐために、3~5mmの穴を空けておくとそこから、空気が出て行き、余計な体積が増えることを防ぎます。

※全ておいて穴空け加工をすればいいわけではありません。その穴から、異物混入の可能性もあるため。

つり下げ穴として

もう一つはつり下げ用の穴として空けることです。

商品を並べるときにどうしても、ワゴンに並べると、安っぽく見えてしまったり、またお客様からも目に留まりずらくなってしまいます。

特に一般的にゴールデンラインと言われている目線の高さにあるモノに売上が集中します。

実際につり下げ棚を用意し、商品を並べる時には、棚をあらかじめ作って置く方法もありますが、簡易的に棚を作りたい場合は袋に穴を空けて吊り下げる方がコストを考えてもメリットが大きくなります。

ただ穴を空けてつり下げるのは、重量が軽いモノなら問題は無いですが、重いものだと、ちぎれてしまいます。

その場合はヘッダー付きの袋を使用してください。

芯を入れる事によってつり下げたときに両端が下がるのを抑え、見た目もキレイに仕上がります。

OPP袋とは

こんにちは。

奈良県でOPP袋を製造している会社でWEBの管理をしている杉本です。

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今回は「OPP袋とは」についての情報発信です。

OPP袋と良くききますが、どういったものか一言で表すと、プラスチックフィルムで出来た、透明な袋のことを指します。

プラスチックの原料はPP(ポリプロピレン)で、PE(ポリエチレン)と同様に、ナフサから精製される、汎用素材の一種です。

加工性や安定性に優れた素材のため、PPはPEに次いで様々なモノに使われています。

そのOPP袋ですが、ビニール袋や、PP袋なんていう呼ばれ方もしています。

汎用品の為、価格が安く、大量に作れるため、ダイレクトメール用の透明封筒やホームセンターなどの日用品に使われています。

並んでいる商品を見ると単体での使用が多く、OPP袋は透明な袋と思われがちですが、実は他のプラスチック製包装資材に比べても、印刷適性が高く、人物の写真や、単色の印刷でも、色鮮やかに仕上がります。

食品でも、実はほとんどの商品にOPP袋が使われています。

ガスバリア性(空気を通さない)が良く、OPP袋に入れて(密封が前提)おくと食品の賞味期限が伸びます。他のフィルムと組み合わせて遮光性をあげたりもします。

普段は意識しないと気にしない部分ですが、プラスチックフィルムは私たちの生活を支えている大事な素材です。